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続Pingで始まりPingで終わる [ルーター・ネットワーク]

以前このブログで書きましたが、
http://dennomohraku.blog.so-net.ne.jp/2011-12-31

ネットワーク障害の発見はやはりPingが有効と感じました。

利用者が何となく遅いなという体感が有って業者に相談しても
ネットワーク設置業者は繋がったいれば 特に 問題無い
と言うことでそれ以上関心も持たないし調査もしません。

今回のANAのシステム障害も事前発見が出来なかったのはそんな事が要因の一つではと考えております。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/ncd/14/457163/033101362/

同様に現在調査しているネットワークでは
50Mbpsを使っており特に障害はありませんが
何となく遅いなという体感が有ります。
そこでPingを相手ルーターに飛ばして見ると
10msecという異常に遅い反応時間です。
業者は閾値範囲で問題無いという回答で
案の定それ以上調べません。

コチラで調べるしかないと言うことで調査を開始しました。
当初はTraceRouteもおかしかったので
経路設定に問題が有るのかなと当たりを付けていたのですが
実際は其々別の要因でなっている
複合的障害で単純に考えれば良かったのでした。
スピード問題は
業者曰く契約と物理回線に問題無いと言う事を信じれば、
ルーターと終端通信機器の間はLANケーブルで接続されているので
単にLANケーブル不良又は不適合か
Port設定ミスのどちらかという事になります。
ルーターのPort設定が自動ではなく固定スピードになっている所が通信機器側と合っているのか気になります。
最終結論は現在調査中です。
もう一つの経路問題は
障害対応の為、回線二重化しているのですが
ルーターも二重化しています。
主回線を正ルーターに予備回線を予備ルーターに接続しているのですが
LAN側はVRRP方法で物理的に接続されていても
仮想ゲートウェイで一台に繋がっているように見せております。
所がWAN側は同じネットワーク網に繋げて共に
BGPでネットワークにLAN側セグメントを通知しております。
所がネットワークでは予備機が認識されている為
経路に不具合がおきているようです。
これも現在調査中です。
只この発端はPingがおかしいのではという
認識から始まった事です。
如何にPingか大切かご理解いただけたでしょうか?

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